行き方
荻窪駅北口から青梅街道沿いに歩くこと約10分。
少し民家に入ったところに極楽湯がある。
銭湯ではなく、洒落たラーメン屋のような「GOKURAKUYA」の看板が目を引く。
「極楽湯」ではなく、「極楽屋」である。
極楽湯は都内近郊にあるスーパー銭湯なのだが、この銭湯はもう一度言うが「極楽屋」である。
〇〇湯なる銭湯がほとんどのなのだが、「屋」がつくところがいい。
庶民的で「女将さん、いつもの」と言いたくなるような銭湯だ。
入口前には、シェアサイクルが2台設置されていて、とても今風の整った銭湯なのかと期待が膨らむ。
内観
中に入ると、外観の印象とは違い、懐かしさを感じる昭和の銭湯といった感じがする。
目の前に受付があり、おばさんが迎えてくれた。
こじんまりとしてどこか落ち着く印象。
アメニティも充実していて、お風呂には無料でボディソープやシャンプーが設置されているので、仕事帰りにふらっと寄れる銭湯だ。
脱衣所は広くなくちょうどよい大きさ。鍵式のロッカーが約20個、洗面台に、テレビが設置されている。
常連客がほとんどの印象で、開店直後に伺ったが、すでに数人のおじいちゃんが入っていた。
脱衣所では、テレビを見ながら、おしゃべりをする光景があり、THE近所の銭湯という感じだ。
お風呂
お風呂もちょうどよい大きさ。
男湯は左側が洗い場、右側がお風呂になっていている。
真っ白な白いタイルに白い風呂、清潔感がある。
タイル絵などはなく、金と銀の幾何学的な模様が壁にある。
天井は低いが、シャワーの付いている位置が若干高いように感じた。その位置エネルギーをもって、しっかり石鹸を落とすことができる。
一番奥にサウナが設置されているが、伺った時(2019年12月)は封鎖されていた。
お風呂はシルクバス、電気風呂、超音波風呂、水風呂がある。
中でも、シルクバスが一番の売りになっている。見た目は白色のにごり湯で、温泉のようだが、これはミクロの泡のようだ。
「泡擁」と書かれた説明書きに書かれているように、新陳代謝を促し、血行促進、美肌効果があるようだ。
大江戸温泉など有名なお風呂でも使用されているものと同じだ。
ここに入ると、雲の上の天国にでも来たような感じになる。
どのお風呂もちょうどよい温度設定で気持ちが良い。地下100Mから引かれた天然水を100%使っていることも特徴だ。
カランにはビビットな青色の水と赤色のお湯のキャップが付いた蛇口と、ピンクや紫の洗面器や椅子があり、カラフルな色使いが印象的だった。
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住所 〒167-0043 東京都杉並区上荻2-40-14
TEL 03-3390-6764
定休日 火曜日